家の中をきれいに保つには、毎日掃除をすることが理想的ですよね。
しかし「毎日の掃除っていっても、一体どこまですればいいの?」という方や、「あれもこれもやらなければならないという気持ちになり、頭の中が整理できない」という方もいると思います。
おすすめなのは、ご自分の生活スタイルに合った、毎日の掃除のチェックリストを作成することです。
チェックリストがあれば、やるべきことが明確になり、頭の中もスッキリ。
毎日の掃除がスムーズに進められますよ。
今回は毎日の掃除にチェックリストを取り入れるメリットや作成方法、チェックリストを活用する上での注意点を解説します。
チェックリストを作る際に便利なテンプレートも用意しましたので、毎日の掃除にお役立ていただけましたら幸いです。
主婦歴10年以上でも、いまだに家事が苦手。
そんな私が家事が得意になるために勉強したことや、実践したことをご紹介します。
毎日の掃除にチェックリストを取り入れるメリット
チェックリストを取り入れることで、毎日の掃除が効率よく進められます。
まずは、毎日の掃除にチェックリストを活用することで得られるメリットを確認していきましょう。
やるべき掃除が明確になる
毎日の掃除にチェックリストを活用するメリットとして挙げられるのは、やるべき掃除が明確になる点です。
毎日の掃除といっても、どんなことをすればいいのか迷うことはありませんか?
筆者はわりと頭の中がごちゃごちゃとしているので、あれもやらなければ、これもやらなければと混乱してしまうタイプです…
そのような場合でも、チェックリストがあれば、やるべきことが一目瞭然。
頭の中も自然と整います。
また、チェックリストは作業漏れを防げるのもメリットの一つです。
自分が”毎日やる”と決めた掃除をピックアップしているので、「あの場所を掃除するの、うっかり忘れていたー」ということも、もちろんありません。
さらに、毎日の掃除にチェックリストを活用すると効率がアップします。
やるべきことをいちいち考えていると、それだけで時間のロスが発生しますよね。
しかしチェックリストがあれば、リストに沿って掃除をするだけなので、頭を使わずともやるべき掃除に集中して取り組めるのです。
スポンサーリンク掃除が習慣化される
チェックリストは、毎日の掃除の習慣づけに一役買ってくれるアイテムです。
チェックリストで毎日やるべき掃除をToDo化すると、タスクをこなすために頑張るので、毎日の掃除が習慣化されやすいです。
毎日掃除をすることで、次第に掃除を体で覚えるようになります。
体が自然と動くようになれば、もはやチェックリストの必要性はなくなりますよね。
また、掃除が習慣化されると、掃除を大掛かりにすることもありません。
大掛かりな掃除といえば、年末の大掃除が代表的ですが、毎日の掃除を継続することで、今まで負担に感じていた大掃除も、労力をかけることなく短時間で済ませられます。
年末は実家に帰省したり、家族の食事を作ったり、年賀状作成の追い込みをかけたりと何かと忙しい時期です。
掃除の負担が軽くなると、助かる主婦さんもいるのではないでしょうか。
スポンサーリンク達成感が得られる
チェックリストはToDoリストにレ点を入れていくものなので、達成感が得られやすい、という点もメリットです。
タスクがどこまで完了しているのか一目瞭然ですから、掃除の手ごたえを感じられるでしょう。
全部チェックを埋めるために「頑張ろう!」という気持ちになるのではないかと思います。
掃除を分担できる
チェックリストがあれば、掃除を家族や同居人と分担できます。
チェックリストにレ点を入れる時は、ペンを色分けすることで、各々がどれだけ掃除を取り組めたのかがわかりますので、達成感にもつながるでしょう。
子どもが掃除を手伝ってくれたときのご褒美として、可愛いシールを用意しておく、という心遣いがあってもいいですね。
10個掃除を達成したら、シール付きお菓子をあげると喜ばれるかも!
ぜひ、掃除を楽しんで取り組めるよう、工夫してみましょう。
家族と掃除を分担するといっても、そう簡単にいかないから困っているんだけど。
「みんなで掃除しよう」と呼びかけても家族は一切聞き入れてくれない…(とくに夫)
という主婦さんも、もしかしたらいるのかもしれません。
でも実は、「家事を手伝いたくても何を手伝えばいいのかわからない」と家族から思われている場合も。
チェックリストは、家族が目に付くところに堂々と貼っておきましょう。
普段掃除をしてくれない家族も、そのチェックリストを見れば「あ、ここを掃除すればいいんだな」ということがわかりますので、掃除をしてくれる可能性もあります。
家族みんなが暮らす家です。
掃除は主婦一人が背負うのではなく、同居する家族全員を巻き込んで取り組むことが理想的ですよね。
スポンサーリンク毎日の掃除チェックリストの作成方法
毎日の掃除チェックリストを作成する時は、どのような掃除をするのか、計画を立てることからはじめます。
毎日達成できる、ムリのない計画を立てることがポイントです。
この章では、毎日の掃除チェックリストを作成方法のコツを紹介します。
ご自分の生活スタイルに合ったチェックリストを、ぜひ作成してみてください。
やるべき掃除をピックアップする
まずは毎日する掃除をピックアップしましょう。
毎日の掃除は、使用頻度の高い場所、汚れやすい場所の掃除を選びましょう。
たとえばキッチンやお風呂、トイレ、洗面所といった水回りは毎日何度も使う場所なので、掃除を怠るとすぐに汚くなります。
毎日の水回りの掃除については、よろしければ以下の記事をご覧ください。
家族が集まるリビングもホコリが溜まりやすく、ゴミも散乱しがちですね。
そういった毎日汚くなる場所が、リセットできるような掃除を予定に組み込んでみましょう。
曜日ごとに掃除のスケジュールを立てるのも◎
”曜日ごとに掃除する場所を変える”というアイディアもあります。
ルーティンワークを曜日ごとに振り分けるのは、先人の知恵でもありますよね。
どのように掃除を振り分ければいいのかと迷うのであれば、曜日のイメージと絡めて掃除を決めるのもオススメです。
たとえば
- 月曜 窓ガラスや鏡など (月だから光るもの)
- 火曜 キッチン掃除 (火だから火を使う場所)
- 水曜 水回りの掃除 (水だから水を使う場所)
- 木曜 床や家具の拭き掃除 (木だからフローリングや木製家具など)
- 金曜 蛇口 (金だから金属系)
- 土曜 庭仕事を兼ねた庭(ベランダ)掃除 (土だから土いじりをする場所)
- 日曜 掃除を休む (日だから休み)
という感じが、曜日のイメージと絡めた掃除のToDoです。
掃除を曜日ごとに振り分けることで、1週間で1通りの掃除を終わらせられます。
もし「毎日の掃除をもう少し頑張れそう」というのであれば、毎日の掃除のチェックリストとあわせて、曜日ごとの掃除にも取り組んでみましょう。
スポンサーリンク毎日の掃除チェックリストのテンプレートを作成しました
この記事で紹介した毎日の掃除のテンプレートを、いくつか用意しました。
記入済みのテンプレートと、自分で記入できるテンプレートがあります。
「テンプレートを作るのが面倒」、または「オリジナルのテンプレートを作成したい」という方がいらっしゃれば、ぜひこちらのテンプレートをご活用くださいませ。
毎日の掃除でチェックリストを取り入れる時の注意点
毎日の掃除にチェックリストを取り入れることはプラスの面が大きい一方で、チェックリストにとらわれてしまい、毎日の掃除が義務に感じるといったマイナスの面も存在します。
チェックリスト通りに掃除をするのが負担に感じるのであれば、チェックリストの内容を見なおす必要があります。
毎日の掃除に、チェックリストを活用する際の注意点を確認していきましょう。
完璧にタスクをこなそうと気負い過ぎない
掃除のチェックリストを活用する時は、チェックリストのToDoを完璧にこなそうと気負い過ぎないことが大切です。
一番あってはならないことは、掃除のチェックリストがいつの間にか毎日のノルマになってしまい、掃除を負担に感じてしまうことです。
掃除のチェックリストは、あくまで「毎日これだけ掃除できればいいな」という理想に過ぎません。
仕事をしている人、小さい子どもがいる人、あるいは介護をしている人は、どうしても掃除まで手が回らないこともあると思います。
真面目な方なら計画通りに進めようと、疲れた体に鞭打って掃除をすることもあるでしょう。
もちろん継続することは大切なのですが、自分を追い込んでまでするものでもありません。
やれなかったところは後日する、 今日は忙しかったから5分だけ、または掃除をしないといったように、柔軟な考えを持つことは、掃除を継続する上で必要です。
スポンサーリンク掃除チェックリストは常に改善し、理想の形に仕上げる
掃除チェックリストは自分の生活スケジュールに合ったものを作ることが理想形なので、掃除のToDoは常に見直しましょう。
チェックリストは毎日の掃除の目標を達成するためのものなので、達成できない計画を立てるのは、まさに絵に描いた餅です。
最初はチェックリストの通りに掃除を進めてみて、その上で毎日できるかどうか検証してみることが必要です。
ご自分の生活スタイルに取り入れるには多少ムリがあると思えば、削除するなり、別の掃除に置き換えるなりすればいいのです。
毎日掃除をしていると、自分がこなせる掃除の量が段々とわかってきます。
そのつど改善しつつ、これなら継続できそうと思えるチェックリストに仕上げていきましょう。
毎日の掃除はチェックリストを取り入れて効率的に行おう
毎日の掃除のチェックリストはやるべきことが明確になる、掃除が習慣化されるなどのメリットがあります。
あれもこれもと欲張って掃除のタスクを増やすのではなく、ご自分の生活スタイルに合ったチェックリストを作成することが、掃除を毎日継続するためのポイントです。
チェックリストをうまく取り入れ、毎日の掃除を効率的に進めてみてくださいね。
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