川釣りできるキャンプ場をお探しでしたら、北海道日高町にある「日高沙流川オートキャンプ場」へ行きませんか。
日高沙流川オートキャンプ場には北海道南部にある日高支庁を流れる「沙流川」があり、そこでは川釣りを楽しめます。
我が家も子どもが川釣りをしたいと言ってきたので、川のあるキャンプ場はどこだ、どこだと探していたところ、ようやく日高沙流川オートキャンプ場にたどりつきました。海釣りは何度かしたことはありましたが、川釣りは初です。子どもたちははじめての川釣りを楽しめたようなので、利用してとても満足しています。
日高沙流川オートキャンプ場ではヤマメなどの川魚が釣れることもあるので、ご家族で川釣りを体験したい方におすすめのキャンプ場です。
本記事では、日高沙流川キャンプ場はどのようなキャンプ場でどのような楽しみ方ができるのか興味のある方に向けて、川釣りやキャンプ場での我が家の体験談をお伝えします。あわせて、日高沙流川キャンプ場周辺にある施設情報もご紹介します。
日高沙流川オートキャンプとは
日高沙流川オートキャンプ場は、北海道沙流郡日高町字富岡にある山の中のキャンプ場です。広い敷地内には、バンガローやオートサイト、フリーサイトといったエリアがある他、バーベキュー施設やアスレチック遊具、ペット同伴で利用するキャンパー向けのドックランなどの設備が充実。事前予約が必要ではありますが、ピザ釜を使用できます。また、場内に隣接する沙流川では、川釣りが楽しめます。我が家は今回川釣り目的で、日高沙流川オートキャンプ場を利用しました。
さらに、日高沙流川オートキャンプ場では、利用者が多い週末などは、お子さまや親子を対象にしたイベントが開催されています。イベントについては不定期で開催されているので、詳しくは日高町ホームページよりご確認ください。
場所やアクセス
札幌から日高沙流川オートキャンプ場までの所要時間は約2時間。
札幌から日高町まではお車の場合、国道274号線を日高方面へひたすら進みます。
我が家の日高沙流川オートキャンプ場体験記
それでは、札幌在住ファミリーが日高沙流川オートキャンプ場を1泊2日で利用した際のキャンプ体験記をご紹介します。1日目、2日目はどのような流れだったのか、これから日高沙流川キャンプ場へ行く予定のご家族さまの旅の参考になれば幸いです。
日高沙流川オートキャンプ場 1日目
1日目の朝。日高沙流川オートキャンプ場のチェックインは13時でしたので、いつものキャンプよりも若干、余裕のある朝でした。子どもたちがソワソワしていたので、予定よりも早い9時頃に自宅のある札幌を出発。
いつも運転するのは夫ですが、最近仕事で疲れている様子なので、今回は自分が運転します。長距離運転は久しぶりです。途中まではスムーズに走行していましたが、途中の道の駅へ立ち寄った際にアクシデント発生。駐車場の縁石に向かって前から勢いよく突っ込んでしまい、思いっきり前のバンパーをぶつけて傷をつけてしまいました。そのことで自信喪失し、結局は途中から夫に運転を代わってもらうことに…。
車を国道274号線をそのまま走行すると日高町に入りましたので、キャンプ場へ行く前に「道の駅 樹海ロード日高」に立ち寄ります。
道の駅でキャンプの食材を調達しようと思い店内を見てみると、北海道のお土産や日高町の特産品、お花、手作り品などが販売されていました。
我が家はそこで日高町で製造された乳酸菌飲料「ヨーグルッペ」と、バーベキュー用に地元で採れた新鮮野菜を購入します。ヨーグルッペは自分が子どもの頃によく飲んでいた、懐かしの飲料です。私が住む札幌市内ではあまり見かけませんが、ドライブに出かけた時に道の駅で販売していることがあります。
さらに道の駅 樹海ロード日高に隣接するセイコーマート日高道の駅店(コンビニ)に立ち寄り、そこではお昼ご飯を買いました。
買い物が済み、キャンプ場に到着したのは12時頃です。
入場できるのは13時なので少し時間が余ります。そのため車の中で過ごしたり、キャンプ場内を探索したりして時間をつぶしていました。
13時のチェックインの時間になったので、キャンプ場内へ入場します。
我が家が利用したのは、オートサイトBです。オートサイトBは電源ありとなしがあり、我が家は電源なしのサイトを利用しました。
平日のため利用者は少なかったこともあり、テントを建てる場所は自分たちの好きな場所を選べました。トイレと炊事場の近くが便利だと思ったので、その辺りに場所取りをしました。
日高沙流川オートキャンプ場ではバンガローやオートサイトに関しては駐車スペースを確保できるため、荷物の搬入や搬出も楽ちんです。フリーサイトについては、基本的にはテントの側に車を停めることはできませんが、キャンプ用品の搬入、搬出時だけ車両の乗り入れができます。
施設内の様子です。
写真はありませんが、日高沙流川オートキャンプ場内にはアスレチック遊具もあります。
沙流川キャンプ場での川釣り。魚は一匹釣れたが逃がす
日高沙流川オートキャンプ場の周辺を流れる沙流川で、川釣りを楽しみました。といっても私はテントの番をしていたので、楽しんだのは子どもと夫ではありますが…。
川で魚が釣れると、釣った魚はその場で焼いて食べられますので、キャンプと釣りは、まさに相性抜群!
しかし残念ながら今回魚は釣れませんでした。
正確には魚は一匹だけ釣れましたが、魚を陸に上げた時に捕まえるのに躊躇してしまって逃がしたようです。話によると、大きめの川魚(ニジマスとの情報)が一匹釣れたそう。
先日行った海釣りでは、おもしろいぐらいに魚が釣れたんですけどね。今回の川釣りではまったく魚が釣れなかったそうで、川釣りは海釣りよりも難易度が高いことがわかりました。
北海道勇払郡むかわ町にある穂別キャンプ場も、川釣りを楽しめるキャンプ場として知られています。穂別キャンプ場の情報については、よろしければ下記の記事をご覧ください。
日高沙流川オートキャンプ場の夜
夜の日高沙流川オートキャンプ場の様子をご覧ください。
お決まりのバーベキュー
キャンプ場の管理側からは夜遅くの歓談は控えてほしいと言われているため、周りのキャンパーさんは静かに過ごしている様子でした。
外灯も炊事場などは自動点灯になっており、常時灯りが付いていないため、キャンプ場内は全体的に少し明るさが足りなかったと思えます。本当は夜中にトイレへ行きたかったのですが、辺りは真っ暗で怖くて行けません。外が真っ暗だと森の中に吸い込まれそうな恐怖を感じました。その恐怖もひっくるめてキャンプの醍醐味だといえるのかもしれません。
ひだか高原荘(温泉)
なお、日高町沙流川オートキャンプ場の近くには、ひだか高原荘という温泉があります。今回我が家も利用しました。日帰り入浴の受付時間は夜19時までと少し早めなので、ご利用の際にはお時間にお気をつけください。
ひだか高原荘
日帰り入浴受付時間 | 平日(日曜日含む) 10時~19時(館内の利用は20時まで) 朝風呂6時から8時受付終了(サウナなし) ※毎週月曜日は14時~営業(通年統一) |
料金 | 大人 500円 中学生 300円 小学生 200円 幼児(未就学)無料 |
問い合わせ先 | 01457-6-2258 |
日高沙流川オートキャンプ場 2日目
日高沙流川オートキャンプ場、2日目の朝を迎えました。
早朝4時頃に起床。夜は真っ暗だったキャンプ場も翌日は一変。周囲は朝の光で明るく照らされ、夜中に我慢していたトイレも済ませられました。
細々とした物を片付け、キャンプ撤収の準備をしていたら、その物音で夫と息子が起床。夫と息子はそのまま川へ釣りに出かけました。
娘は爆睡していましたが、しばらくするとむくっと起き上がり、トイレに行きたいと言い出しましたので連れていきました。
顔を洗って身支度を済ませた頃、夫と息子がテントに戻ってきました。残念ながら魚は釣れなかったとのこと。それから片付けの続きをして、7時ぐらいに朝食の準備をしはじめました。
キャンプ場の朝食はホットサンドで焼きおにぎり
朝食を済ませたら、子どもたちはアスレチック遊具のある場所まで遊びに行き、私と夫はテントの片付けをします。チェックアウトの時間が近づくと分別表に従って分別したゴミを捨てて、キャンプ場を後にしました。
というわけで、1泊2日のキャンプ旅行はあっという間に終わりました。終わったといってもこれから帰宅後の後片付けが待っていますので、正確にはまだ終了ではありませんが。
一番のメインの川釣りも残念ながら魚は一匹も釣れませんでした。それでも息子は楽しかったようです。数日後には「釣りしてぇぇ~」と言っていました。釣りバカ息子です。日が暮れるまで魚を捕えようとする強い執着心と、魚が一匹も釣れなくてもめげないメンタルは息子の取り柄だと思っているので、母親としてはこの資質をぜひとも将来に活かしてほしいと願っています。
午後に札幌の自宅に着き、車からキャンプ道具を下ろし何度か往復して家の中に荷物を運びます。家に入ったらシャワーを済ませ、その後はひたすら片付け。朝からずっと肉体労働続きで疲れが溜まっていたこともあり、いつもよりも早く就寝しました。
虫が多いので対策は万全に
日高沙流川オートキャンプ場は山の中にあるキャンプ場のため、虫が多いです。アブやハチ、蚊などが沢山いましたので、虫よけグッツは必須です。おすすめの虫グッツを紹介します。
小さなお子さまでも安心!家族で使える虫除けスプレー
小さなお子さんから大人まで、家族みんなで使える虫除けスプレーです。我が家も使っています。腕や足、首周りだけではなく顔にも塗れます。一度塗っておくと長時間虫が寄ってこないので、アウトドアのシーンでは1本あると便利です。
吊り下げ式と線香皿付きの蚊取り線香
コールマンの蚊取り線香は、テントの上に吊り下げられるタイプの蚊取り線香です。さらに線香皿も付いており、テーブルの上などに設置できます。
すぐに使えるセットが揃っていますので、キャンプ場にそのまま持っていけます。
テントの中にワンプッシュできる蚊取りスプレー
我が家が使っている蚊取りスプレーです。テントの中にワンプッシュすると蚊が入ってきません。小さいスプレーなので収納ケースに入れてもかさばらないのでGood。
夫や子どもが川へ行った際、足が沢山蚊に刺されていましたので、川へ行く時は虫よけスプレーをしていくか、長ズボンを穿くといいと思います。
川釣り体験なら日高沙流川オートキャンプ場へ
沙流川オートキャンプ場のおすすめポイントは下記のとおりです。
- 川釣りができる
- アスレチック遊具がある
- たき火、花火ができる
- キャンプ用品の搬出搬入が楽ちん
- 子ども向け、親子向けのイベントがある(不定期で開催)
- ピザ窯(要予約)やバーベキューコーナーがある
山の中のキャンプ場なので、虫対策は万全にしていきましょう。
日高沙流川オートキャンプ場は長期休み期間などのキャンプの人気シーズンは予約が埋まっていることも多いため、キャンプの予定が決まったら、早めにキャンプ施設に予約をしてくださいね。
日高沙流川オートキャンプ場の施設概要
名称 | 日高沙流川オートキャンプ場 |
住所 | 〒055-2315 北海道沙流郡日高町字富岡 日高沙流川オートキャンプ場管理棟 |
施設利用期間 | 2024シーズンは令和6年4月26日(金)~令和6年10月14日(月)※チェックアウトまで |
チェックアウト | チェックイン・チェックイン 13時~18時 ※毎週土曜日は12時チェックイン チェックアウト 翌11時まで |
入場料・使用料 | 施設使用料は小学生以上1人100円 ・バンガローA 1棟4,500円(4人用電源付き) ・バンガローB 1棟5,700円(5人用電源・トイレ・流し台付き) ・オートサイトA 2,500円(テント2張、大型車) ・オートサイトB 1,900円(テント1張、普通車) ・オートサイトB(電源サイト) 3,000円(テント1張、普通車) ・オートサイトC(条件付きペット同伴可)1,300円(テント1張、普通車) ・フリーサイト 10人以上1張2,500円 3~9人用 1張 700円 1~2人用 1張 400円 |
備考 | 炊事場、トイレ、アスレチック遊具、バーベキューコーナー、ドッグ・ランあり ・利用期間中の車の入退場は自由だが、20時以降は他のキャンパーの迷惑がかかるので控える ・直火でのたき火は地面に関係なく禁止。たき火をする時は、専用のたき火台やコンロなどを用意する ・花火は管理人より指定された場所のみ利用可能。手持ち花火のみ、打ち上げ花火や大きな音のする花火は禁止(21時まで) ・発電機の利用不可 ・ポータブルオーディオラジオの音量、夜遅い時間の飲食、歓談は控える ■車両の乗り入れについて ・バンガローやオートサイトではそれぞれ駐車可能な台数が決められている ・フリーサイトについては車の駐車は禁止だが、キャンプ用品の搬入、搬出のみ車を利用できる ・車の入退場は自由だが夜20時以降から早朝にかけての出入りについては控える ・ゴミは原則持ち帰る。持ち帰りのできないゴミがある場合、分別表にしたがってクリーンステーションで処分できる(ゴミの分別表は配られます) |
予約について | オートサイトB、電源サイトは電話予約のみ(電話番号は下記の問い合わせ先に記載しています) 予約受付時間 午前9時~午後5時※営業前は平日のみ オープン日以降は土日祝含め午前8時~午後5時まで受付 バンガローA・B、オートサイトA・CはWeb予約のみ(90日前までの予約が可能) |
問い合わせ先 | 8時~18時まで 日高沙流川オートキャンプ場(管理棟)01457-6-2922 18時~翌日8時まで 日高町役場 日高総合支所 01457-6-2001 |
※記載しているのは記事更新時点での情報です。キャンプ場や周辺施設の営業期間、料金などは変更になる場合がありますので、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
ファミリーキャンパーが利用したいおすすめのサービスを紹介
最後に、これからキャンプをはじめたい、またはすでにキャンプをはじめているご家族におすすめのサービスをご紹介します。