子どもとキャンプを楽しみたい。川遊びできるといいな。
長距離だと子どもがグズるから、できれば札幌近郊がいいかも…
そんなご家族にオススメなのが、北海道石狩市厚田区にある「厚田公園キャンプ場」です。
厚田公園キャンプ場は札幌市からは車で約1時間と非常にアクセスもよく、札幌市やその近隣から訪れるご家族も多いです。札幌在住の我が家も子どもを連れて毎年リピートで訪れる程の、お気に入りのキャンプ場です。
キャンプ場内には浅い小川や遊具、ターザンロープのアクティビティなど、お子さまが楽しめる遊び場がいくつかあります。
また近くには厚田漁港や道の駅もあり、現地で食材を調達できます。地域で取れた新鮮な魚介や野菜を使った食育体験は、お子様の貴重な思い出になること間違いなしです。
今回は厚田公園キャンプ場でお子様が楽しめる遊びとともに、我が家が港の朝市で購入した新鮮な魚介メニューをご紹介します。ぜひお子様を連れて、厚田公園キャンプ場へお出かけしましょう!
毎年6月から9月にかけて家族で北海道のキャンプ場に出かけています。キャンプは今年で7年目。札幌市に住んでいるので、札幌から近いキャンプ場へよく行きます。
厚田公園キャンプ場は子どもと一緒に楽しめる要素が盛りだくさん
キャンプ場に行くと親子で暇を持て余す、そんなパパママ必見!子どもに暇だと言わせないためには、子どもと一緒に楽しめる要素が盛りだくさんのキャンプ場選びが欠かせません。とくに子どもには遊びの要素が必要です。
厚田キャンプ場での子どもと一緒にできる遊びは、以下のとおりです。
それでは、厚田公園キャンプ場での遊び、楽しみ方をご紹介します!
1.川遊びを楽しむ
厚田公園キャンプ場の遊びの1つめは、川遊びが楽しめることです!
厚田公園キャンプ場の場内には牧佐内(ぼくさない)川が流れています。浅く緩やかな川なので、お子さんの遊び場に適しています。
我が家の子どもたちも厚田公園キャンプ場に来ると毎回、川遊びを楽しんでいます。夢中になって川の中にいる小さな魚を探しています。
息子が捕まえた魚です。
川遊びをするなら、事前に必要な道具を用意しましょう。
魚を捕まえるための網や
捕まえた魚を入れるバケツがあるといいです。
また、水中スコープがあると水中の様子がわかり、魚が捕まえやすいです。
さらに、川には色々な形の石があります。親子で石探しをしても楽しいですよ。お子さんが喜びそうな綺麗な石もあります。
川遊びをするときは洋服が濡れてしまうので、着替えの服は多めに持っていきましょう。お子さんが川で遊ぶときは、短いズボンや水着を着せるといいです。また、子どもの川遊びに付き合う大人の着替えも忘れずに用意しましょう。(川の中で足を滑らせて転び、着替えが足りずに困ったことがあります)
牧佐内川では9月中旬から10月中旬にかけて、サケの遡上が見られます。
サケは秋になると自分の生まれた河川へ産卵のために戻ってきます。牧佐内川はサケのふるさとです。
自分たちが行ったのは7月上旬でしたので川ではそのような光景は見られませんでしたが、来年こそは時期を見計らってサケの遡上を間近で見てみたいです。
2.遊具やレクリエーション広場で遊ぶ
厚田公園キャンプ場の遊び2つめは、遊具やレクリエーション広場でお子様が体を存分に使って遊ぶことです。
遊具の周りにあるレクリエーション広場では、ボールやフライングディスクで遊ぶ親子の姿もありました
以下のような外遊びアイテムを準備しておきましょう!
3.花火や焚き火を楽しむ
厚田公園キャンプ場の遊び3つめは、花火や焚き火を楽しむことです。厚田公園キャンプ場では手持ち花火のみ使用できます。ただし、打ち上げ花火や音のなる花火に関しては禁止なのでご注意ください。また、「薪は持ち込み禁止」のようなルールは記載していませんので、場内では焚き火も楽しめます。
焚き火は子どもにとって非日常を味わえる体験です。炎のゆらぎは心臓の鼓動に近く、ゆらゆらと揺れる炎を眺めているだけでも癒しの効果があるといいます。お子さんと一緒にに焚き火を楽しみ、日常の疲れをリフレッシュしましょう。
4.虫とりを楽しめる
厚田公園キャンプ場の遊びの4つめは、虫とりが楽しめることです。厚田キャンプ場では虫かごと網を持った子どもの姿を見かけます。7月上旬に行った際にはモンシロチョウやカラスアゲハ、バッタ、セミなどがいました。水辺にはシオヤトンボが生息しています。赤トンボはもう少し後の8月、9月頃になると姿を現すのでしょう。
我が家の場合、キャンプ場といえばクワガタ探しなのですが、厚田キャンプ場ではあまりクワガタがいない様子です。クワガタを探すのは主に夜間なのですが、息子が外灯の下などをライトで照らしても、まったくクワガタがいないとぼやいていました。
5.ジップライン「アツターザン」で遊べる
厚田公園キャンプ場の遊びの5つめは、ジップライン アツターザンで遊べることです。
ジップライン アツターザンは木々の間に張り巡らされたワイヤーに滑車を付け、160mのロングコースを滑走するアクティビティです。(雰囲気は上の映像をご覧ください)
コースは練習コース、森林コース、川コースの3つがあります。料金は大人1,500円、子ども1,000円(2023年8月時点)。小学生以上のお子さまから利用できます。
ただし期間限定のアクティビティのため、訪れる時期によってはタイミングが合わないことも。利用するのであれば事前に開催期間を確認しましょう。我が家も毎回タイミングが合わないため体験できていませんが、いつかチャレンジしたいと思います。
ジップラインアツターザンの詳細が知りたい方は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。
厚田公園キャンプ場で食育体験|港や道の駅で食材調達しよう
厚田公園キャンプ場での食事は、せっかくですから地元の食材を味わいましょう。食材調達にお勧めのスポットは厚田漁港と厚田の道の駅です。さらに、我が家が厚田漁港の朝市で購入したホタテとタコの海鮮丼をご紹介します。親子で食育体験をすることで厚田の特産品の理解が深まるとともに、お子さんの好き嫌いを克服できるかもしれません!
食材調達おすすめスポットその1:厚田漁港
食材調達おすすめスポットの1つめは、厚田漁港の朝市です。ここでは、厚田港でとれた新鮮な魚介が販売されています。営業期間は4月初旬から10月下旬まで、営業時間は朝7時から14時頃までです。時化(しけ)などで休漁する日以外は、期間中毎日開催しています。
販売している魚介は以下のように時期によって異なります。
(4月から6月)カレイ類、ヒラメ、タコ、ソイ
(4月と7月)ホタテ
(4月から10月)加工品(糠ニシンなど)
(5月から6月)シャコ、マメイカ
(6月から8月中旬)ウニ
(9月から10月)サケ※時期が変動することもありますので、詳細はお問合せください。
引用元:北海道石狩市公式ホームページ/漁港朝市
基本的にはまとめ買いになりますので単価は高めです。しかし、量が入っているためスーパーで魚介を購入するよりも断然お得です。我が家はキャンプ場に行く前に厚田漁港の朝市に立ち寄り、タコやホタテを購入します。もし魚介を購入する予定でしたら、購入した食材を保存するためのクーラーボックスが必要です。事前に保管できる位のスペースは空けておきましょう。
また朝市の入り口では野菜やフルーツ(スイカやメロン、ミカンなど)を販売している業者もいます。キャンプ場では川でスイカを冷やしているご家庭を時々見かけます。食後のデザートとして購入してはいかがでしょうか。
厚田漁港は札幌から国道231号線を留萌方面に向かう途中の左手にあります。キャンプ場からは車で5~10分位の距離にあり、途中で買い出しに行くにも便利です。
食材調達おすすめスポットその2:道の駅石狩「あいろーど厚田」
食材調達おすすめスポットの2つめは、道の駅石狩「あいろーど厚田」です。道の駅ではその土地でとれた産地直送の野菜が販売されています。もし、野菜嫌いのお子さまがいましたら、この機会にお子さん自ら食材を選んでもらいましょう。実際に野菜に触れて興味関心を持つことは、野菜嫌い克服の第一歩です。
なかには、スーパーでは見かけない珍しい野菜が置いていますので、新しい発見があるでしょう。その土地でとれた鮮度の良い野菜は味が良いため、お子さまの野菜嫌いを克服できるかもしれません。
あいろーど厚田は、厚田漁港と同じく国道231号線沿いにあります。札幌方面からは厚田漁港を過ぎた先の右手にあります。厚田公園キャンプ場からは車で行くと約14分で到着します。
厚田公園キャンプ場で食育体験|厚田漁港で購入した海鮮を味わう
厚田漁港の朝市で購入したホタテとタコの海鮮丼をご紹介します。我が家ではキャンプ場1日目の昼食に海鮮丼を食べます。
我が家が厚田公園キャンプ場へ行く7月上旬は、ちょうどホタテの旬の時期です。厚田の朝市で新鮮なホタテを手に入れるなら、旬の4月と7月に訪れましょう。ホタテはまとめて袋に入ったものが販売されています。枚数はホタテの大きさによって変わります。今回は8枚入りでしたが、ホタテが小さいともう少し多めです。値段は一袋1,000円。
刺身にするには、ホタテの下処理が必要です。
貝殻に沿って包丁を入れていき、貝柱を外します。ホタテはまだ生きているので、貝殻の間に指を入れると挟まれます。まあまあ痛いです。
貝柱とヒモを分けます。
下処理した後は石鹸で念入りに手を洗いましょう。(貝の汁を触ると手が臭くなります)
タコは茹でたものが冷凍になって販売されていました。厚田のタコは大変美味しく、我が家でも毎回必ず購入しています。タコは大きさや部位によって値段は変わります。今回購入したのはタコの足です。1本390円でした。頭も販売されています。スーパーで購入するよりも確実に量があり、値段も安いです。
薄く切って刺し身にします。
酢飯を用意します。この日はすし酢を忘れてしまったので、厚田のセイコーマートで酢飯のもとを購入しました。袋に入った粉末の酢飯のもとは、荷物がかさばらないので便利です。
海鮮バーベキューもお勧めです。昼の海鮮丼で余ったホタテのヒモを焼いて食べました。天然の塩味がしますので、味付けは一切不要。生食も楽しめますが、個人的には焼いた方が好みです。
シャコは息子のリクエストがあり購入しました。今回購入したのはシャコのメスです。黄色いツブツブの卵がついていました。一匹150円。というのも、我が家が行ったときはオスは売り切れでメスのみ販売していましたので、必然的にメスを購入することになりました。オスとメスはそれぞれ好みが分かれるそうです。特徴としては肉厚の身がオス、卵があるのはメスです。
今回購入したシャコは冷凍物ですが、旬の5月、6月には生きたシャコが販売されています。
厚田公園キャンプ場の施設情報
厚田公園キャンプ場の施設情報を以下にまとめました。
住所 | 北海道石狩市厚田区厚田120 |
営業情報 | ■宿泊 チェックイン12:00~チェックアウト10:00 ■日帰り チェックイン10:00~チェックアウト17:00 ※チェックイン前またはチェックアウト後の利用は、追加で日帰り分の料金がかかる チェックインの受付は代表者1名のみ |
料金 | テント1張1,000円 ※日帰り500円 大人200円 小学生100円 幼児無料 駐車場無料 12時前に入場の場合は(10時~)追加料金500円 |
設備 | 飲食施設設備/自販機(ドリンク類)/水洗洋式トイレ/炊事棟 ■受付管理棟で販売しているもの 炭着火剤/網/タオル/スウェティッシュトーチ等販売 ※レンタル可能用品なし |
備考 | ゴミは各自持ち帰り/ペット同伴不可/コテージなし/花火は手持ちのみ可(打ち上げ、音の鳴る花火は禁止)/夜9時以降は静粛時間/芝が焼けるので直火不可(焼台などは利用可)/薪持ち込み可/音楽・大声・アイドリング等の迷惑行為は禁止 |
熊情報 | ・平成25年に厚田区安瀬でヒグマ目撃情報有り(キャンプ場では目撃情報なし) ・令和5年6月にキャンプ場から700mの距離で熊一頭が目撃され、キャンプ場を一時閉鎖したとの情報がありました。現在は営業を再開しています。 |
予約 ・ 予約方法 | 完全予約制。 厚田キャンプ場予約システムより予約可能(※2022年は4月27日(木)より受付開始) 下記URL https://atsuta-camp.com/ 当日キャンセルの場合、税込金額の100%キャンセル料が発生するので注意 |
問い合わせ先 | TEL 0133-78-2100 ※期間外は(株)あい風 TEL 0133-78-2300 あい風のホームページ |
先日行った秩父別のキャンプ場で食べた食事は、以下の記事をご覧ください。
厚田公園キャンプ場で子どもと一緒に夏の思い出を
厚田公園キャンプ場でお子様と一緒に楽しめることは以下のとおりです。
- 川遊びを楽しむ
- 遊具・レクリエーション広場で遊ぶ
- 花火・焚き火を楽しむ
- 虫取りを楽しむ
- ジップラインアツターザンを楽しむ
- 厚田の海の幸や産地直送の野菜を使ったキャンプ飯を味わう
お勧めは断然川遊びです。川遊びをするならバケツや網など必要に応じて持っていきましょう。また、濡れた時のために替えの服は多めに用意してください。キャンプ場を流れる川は全体的に浅いですが、小さいお子さんにとっては深く感じるところもあります。必ず親が付き添いましょう。
また秋になると川でサケの遡上が間近で見られ、時期によってまた違う楽しみ方ができるのも厚田公園キャンプ場の魅力です。
キャンプ場は事前予約が必要です。あらかじめ当日の天気予報をチェックしてから予約してくださいね。
厚田公園キャンプ場で家族揃って自然を満喫しましょう!
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