ブログを更新すると、すぐに読んでくださる方がいます。本当に純粋な読者がいると信じたいのですが…。
もしかすると、読者の多くは業者や同業者の方もいらっしゃるのではないかと感じることもあります。
もし本当に読者の中に業者の方が多いとしたら、どのような目的で当ブログをチェックされているのか気になることもあります。
もし、他人が書いたブログ記事をAIに読み込ませて、それ専門で稼いでいる人がいたとしたら
自分の書いた記事が、他の人の利益に利用されてしまう可能性もあります。
今回は、自分のサイトに訪問するのは必ずしも純粋な読者ではない、という話題と、Webライターに関するお話をしたいです。
SEOのライターをしていたとき、参考サイトと称して 上位記事3つぐらい渡されて
その中の情報をまとめてくださいと言われたことがあります。
それで人のサイトを参考にしながら記事を書いていました。
なので、自分のサイトに訪れる読者の中には、純粋な読者以外に、記事の内容を参考にしようとして訪問する人もいるのは知っています。
さて、その参考にしていた上位サイトの記事、上位なのに信憑性がないと思ったので、
ライティングディレクターという人達に指摘したら、
ディレクター的には、上位記事だけを参考にしてほしいということでした。
情報が合っているかいないかなどは関係なく、ただ、上位にあがれば良いってことです。
それがクライアントの求める結果ですからね。
ディレクターの指示に従うのがライターの仕事だと思って割り切っていましたが、しばらくしてから人の作品を参考にしてまとめるってグレーだよねと気づきました。
そして、ネットにある情報をもとに書くのでコピペ率が高く、それを直すのに徹夜することもありました。
また、ディレクターなどの仲介が入るため下請けの立場になることも多く、要求される内容に対して報酬が低いと感じました。
さらに、所属しているライターチームでもヒエラルキーのようなものが存在し、チーム内では決定権のある人たちに媚びる人も多かったですね。つくづく自分のような人に媚びないタイプの人間には合わない場所だと感じるようになりました。
人を雇うということは、
その人の生活を補償すること
安い報酬しか渡せないのなら
自分でやるのが筋ではないかと思います。
そのような人に限って、まるで経営者であるかのように振る舞い、「使えないライターは切る」とSNSで自慢げに発言します。
しかも
そういう下請けのライターが書いた記事
元請けのプロデューサーが執筆したことになっていた事実を知って
この仕事には複雑な事情があるのだと感じました。
過去にそういうライターチームを取り仕切っていた人たちが今ではライタースクールを運営し、副業を希望する方々に何十万という高額な費用を求め、受講しなければ仕事を得ることが難しい状況になっています。
たとえそのような仕事に多少の魅力や利益があったとしても、私は仕組み的に違和感のある仕事に取り組みたくありませんし、その指導者に何十万も支払い学ぶことに価値を見いだせません。そもそも最近ではWebの仕事の社会的な需要について疑問を感じることもあります。
おそらく、今後はライター業の下請けのような仕事をすることはないと思います。
コメント