釣り&キャンプ好きの家族が夏の道北を満喫!砂金採り・ホタテ・ラーメン・温泉など盛りだくさん

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こんにちは、北海道の自然を愛する札幌在住の主婦です!

今回は夏休みのお盆期間中に家族と一緒に車で訪れた、道北地方の旅の記録です。

札幌から稚内、猿払、浜頓別、旭川のルートをぐるっと周遊してきました。

1泊3日のハードスケジュールではありましたが、釣りやキャンプ、観光、砂金採り、グルメ、温泉など盛りだくさんの内容で充実した旅でした。

我が家が訪れた道北方面のおすすめスポットや旅の魅力をご紹介します。

目次

夏の道北のおすすめポイントと旅のルート

夏休みの道北の旅の魅力は以下のとおりです。

  • 涼しいので快適
  • 観光客が少ない
  • 広大な自然と空いている道路が魅力の道北ドライブ。車も少なく、快適に走れます
  • 食べ物も美味しい

道北は札幌よりも涼しく、大変過ごしやすかったです!最近は北海道全域が熱帯化しつつありますが、稚内などは日本の最北端のまちということもあり、夏の避暑地にはもってこいです。

またお盆期間中は人が少ないのが良かったですね。特に北海道の観光地は外国の方々に人気がありますが、今回の旅では単独で来ている旅行客は見たものの、ツアーのような団体客は見かけませんでした。

さらに道北方面は全体的に一本道が多く、信号にほとんど引っかからないので運転が楽です。ただ、途中でキツネや鹿が道路に出てくることもあるので、前方には十分ご注意ください。

そして食事が美味しい!今回の旅の動機に「ほたてが食べたい」「ラーメン食べたい」というのがありましたので、有名どころの猿払、旭川は押さえておこうと決めていました。

1泊3日の道北旅のルート

札幌から稚内までは海沿いの道路を通っていきました。

帰りはひたすら12号線を走り、途中から275号線に抜けました。自分の住む地区はそのルートの方が近いので。

道北の旅1日目:札幌から稚内まで車で移動  

3日間で巡った道北旅行の体験談をご紹介します。

多くのご家族様のモデルコースになれば幸いです!

22時に札幌を出発。真っ暗な海岸線をひたすら北上

道北の旅、初日は移動のみです。

まずは最北端の稚内を目指します。

夜に出発する計画だったので、札幌の自宅を出たのは22時頃。

夜の方が交通量も少なく、走りやすいからです。深夜のドライブになるので、夫は仮眠をとっていました。

運転中はなるべく気を使って起きていましたが、途中寝てしまうこともしばしば。

その日は少し雨が降っていて、次第に雨が強くなってきました。稚内までは海岸沿いの道路を走るのですが、大雨の中、街灯の少ない真っ暗な海沿いの道路をしばらく走っていると、ハンドルも取られることもあり、運転をしていない私でも緊張しました。

途中、えんべつ富士見の道の駅に寄ってトイレタイム。

この道の駅の駐車場では、車中泊をしている車が多く見られました。眠っている人もいるので、静かにトイレに向かいました。

道の駅にはテレワークができるコワーキングスペースもありました。仕事をしながら道北周遊をすることもできますね!

道の駅 えんべつ富士見

道北の旅2日目:最北端・稚内の港で釣り&観光!

稚内では釣りを2回と、宗谷岬に行きました。

稚内港で釣りをする

 

稚内に着きました。息子が釣りをしたいというのでまずは稚内港に行きます。

今回は釣り竿を4本持っていったので、一年ぶりに私も釣りに挑戦してみました。

私のはダイソーの800円ぐらいのロッドです。

息子に

息子

「くさい餌とブルーベリーの香りのする餌、どっちを付ける?」

と言われたのでくさい餌(笑)の方を選びました。息子は面倒見がいいので、私や妹に魚の餌の付け方を丁寧に教えてくれます。

魚がかかったな~という感触は何度もあったのだけど、餌だけ食われる始末。

その正体はふぐ!この海はふぐが多かったです。一匹ふぐを釣ってみたのですが、

本当にお腹が風船のように膨らむんですね。

ふぐではないけど釣れたもう一匹の魚。小さいので海に返しました。

釣りをしていると「どうですか?釣れますか?」と釣り人らしき2人組が私に声をかけてきました。

私は釣りが趣味というわけでもなくただの付き添いでやっているので、一瞬なんと答えたらいいのかわからず「お、おぅ」となったのだけど、

「はい、20センチくらいの大きめの魚がいるようです!」と伝えました。

「あっ、そうなんですね~」と愛想よく去っていったわけなのですが

そのやりとりを息子に話したら

お母さん、恥ずかしいわ。素人丸出し。
20センチって大したことないから
と言われました。汗

まぁ二度と会うことはないと思うのでいいんですけどね^^;

ここではまともな魚が釣れないので、2時間ぐらいで引き上げることにしました。

釣りに行くと近くにトイレがなくて困ることも多いですが、釣り場のすぐ近くにトイレがあり助かりました。

日本最北端の宗谷岬へ行く

日本最北端の宗谷岬へ行きました。

お盆中だったからか道外ナンバーのバイカーやキャンピングカーが多かったです。

また、小さいお子さんを連れた若い家族連れの方もいらっしゃいました。

一人で来ていた方に
「写真をお撮りしましょうか?」と声をかけていただきました。
お礼に「写真をお撮りしましょうか?」と声をかけると断られてしまいましたが、旅は一期一会、

こうやってはじめて会う人と言葉を交わせるのも、旅の醍醐味です。

宗谷岬

再び宗谷岬の近くの宗谷港緑地公園(てっぺん公園)で釣り


最後に宗谷岬の近くの漁港でもう一回釣りをしていきました。

ただ、残念ながらここでも釣れませんでした。

宗谷港緑地公園(てっぺん公園)

稚内で驚いたのはあちらこちらに鹿がいたこと

稚内に来て驚いたのは、海岸近くに山から下りてきたと思われる野生の鹿があちらこちらに見られたことです。


お盆中だったためか町の様子は閑散としており、なおさら人よりも鹿の存在感が際立っていました。

この現象はSNS(X)でもしょっちゅう話題になるメガソーラーが原因なのでしょうか?

以前、子どもが生まれる前に夫と稚内に行ったときはそのような光景は見られなかったはずなのですが、その後に稚内にメガソーラーの発電所ができたようです。


鹿さんがひたすら草を食べていることから、食料を求めて山から降りてきている可能性があります。

稚内を後にし、猿払方面へ。道の駅でホタテ料理を味わう

稚内を後にし、次は猿払方面へ向かいます。さすがに一睡もしていない夫に運転させるわけにもいかないので
私が運転を交代しました。

稚内から猿払までは海沿いの一本道を通ります。北海道はスピードを出すドライバーも多く後ろに急いでそうな車がいると焦ってしまうこともあるのですが、この道は車が少ないのでそのような心配もなくマイペースに運転できました。
左手はオホーツク海、右手は原っぱで、なんとも広大な北海道らしい風景です。
前日の夜は大雨の中を車で走りましたがこの日は快晴で海も青々としていてきれいでした。

お昼は猿払の道の駅で食べることにしました。

猿払といえばホタテが有名なので、ホタテ料理を食べることに。ホテルさるふつのレストランではホタテ料理が食べられるとのことでしたので、利用しました。

ただ、生のホタテは不漁のため、冷凍のホタテをいただくことになりました。


夫によると、猿払のホタテは低温のオホーツク海でじっくり育てられているため、身が引き締まってぷりぷりしているそうです。

私は夏らしく刺身定食を注文。私は冷凍でも美味しかったです。


子どもたちはホタテカレーとフライ定食を注文、夫はホタテが盛りだくさんのホタテ御膳を選びました。


帰りに猿払の牛乳を一本ずつ購入しました。

さるふつ牛乳は市場で出回る牛乳よりも製造工程がシンプルなのが美味しさの秘密です。
殺菌も通常のスーパーなどで販売している牛乳よりも低温で、殺菌時間も少しだけ長めです。それにより生乳本来の
まろやかな味わいになります。(ただし、普通の牛乳より濃厚なため、お腹が弱い方はお腹をこわしやすいことがありますのでご注意ください)

道の駅さるふつ公園

クッチャロ湖畔キャンプ場へ行くのに浜頓別町へ

猿払の道の駅から浜頓別町にあるクッチャロ湖畔キャンプ場へ。

名前の通り、キャンプサイトの眼の前には湖が広がります。


私たちがテントを張った周辺では、ソロキャンパーやマリンスポーツ目的の人がほとんどで、お子さま連れの方はあまり見かけませんでした。その日は、大人の利用者が多い印象を受けました。

バナナボートなどの貸し出しも行われています。

クッチャロ湖キャンプ場の利用料金は大人1泊400円、子ども(小学生以下)200円と大変リーズナブルです。

天候不良により1泊に変更になりましたが、当初は2泊する予定でした。

クッチャロ湖畔キャンプ場

テント設営

まずは場所取りです。

私たちは涼しい場所を見つけて、そこにテントを張ることにしました。

日光を遮る木の下です。

テントの中を吹き抜けていく風は、まるで天然のエアコンのようでした。

炊事場がテントの隣にあり、トイレもわりと近いのでベストポジションです。

バーベキューができる場所もありました。

ただ、木の下にはアリが多く、少し気になりました。

また、このキャンプ場は蚊も多いので、油断すると刺されてしまいます。虫除けスプレーは必須です。

テントを建てた後は旅の疲れをとるため、持ってきたお菓子を食べながらひと休みしました。

編み物をしたり、周辺を散策したり、寝転がったりして、それぞれ思い思いに過ごしました。

夕ご飯は焼肉

夜は恒例のバーベキュー。

火起こしから網の上で肉や野菜をどんどん焼きます。
家から持ってきたおにぎりが余っていたので表面に醤油を垂らして焼いてみると、香ばしくて美味しかったです。

移動の疲れもあり、夜はぐっすり。すぐに眠りにつきました。
途中、夜中に一度トイレに行きましたが、まだ起きている人もちらほらいました。大人の声が聞こえると安心します。その後、朝まで眠りました。

道北の旅3日目:砂金採りや旭川でのラーメン、温泉で道北の旅を締めくくる

道北の旅3日目は

の様子をお届けします。

クッチャロ湖畔キャンプ場の朝

4時30分に起きたので、
一人でキャンプ場の周辺を散歩しました。

足湯や白鳥の博物館などもありました。

本当はもう一泊する予定でしたが
夜中から天気が悪くなるとのことで、あまりゆっくり過ごせず、結局もう一泊はできませんでした。

その後、朝食をとりました。

ご飯をホットサンドメーカーではさんで、焼きおにぎりを作ります。

本当はその日の夜にカレーを作る予定でしたが、泊まらないことになったので

急遽、カレーの具材を使って味噌汁を作りました。
豚汁ではなく鶏汁(?)です。

そうめんの付け合わせに使う予定だったきゅうりを輪切りにし、袋に入れて醤油漬けにしてみました。これが家族にも好評でした。

朝ご飯を食べた後は、テントの撤収をし、キャンプ場を後にしました。

ウソタンナイ砂金採掘公園へ

ウソタンナイ川で砂金採掘体験ができるとのことでしたので、我が家も体験してきました。

砂金採り体験をする際は、ゴールドハウスと書いてある小屋で受付を済ませます。砂金を採るための道具や長靴などがあるので必要な道具はそこで借りられます。

料金も良心的でした。

砂金採りは受付を済ませた小屋の前にあるウソタンナイ川で行います。

3~4歳ぐらいの小さいお子さん連れのご家族もいました。

浅い川なのでお子さんと水遊びがてら砂金採りをするのもおすすめです。

ウグイなどの小さな魚もたくさん泳いでいるのを間近でみられるので、お子さんもきっと楽しめます。ただ、川の中に足を入れていると魚に噛まれることがあります。

桑のようなもので川の土を掘り、板の上に載せた土や石の中から小さな砂金を探すのですが、これにはコツがあるようです。

インストラクターの方は必ず一回で砂金を採るのですが、私たち素人はなかなか見つけられません。

かがんで作業するので、腰が痛くなりました。疲れたので私はリタイアしましたが、夫と子どもたちはずっと掘り続けていました。

砂金はなかなか見つからないので、根気強さが必要です。

数時間かけてやっと砂金が採れたので、記念にカードにラミネート加工してもらいました。

私は自分では見つけられず、インストラクターの方に採ってもらいました。砂金はとても小さく、平たい形をしていました。

ウソタンナイ砂金採掘公園

旭川は内陸部にあるので、帰りは海沿いではなく山道を通っていきます。

本当は名寄の風連町に行って銘菓のソフト大福を購入して帰る予定でしたが、遅くなりそうだったのでそこには立ち寄らず、そのまま旭川に直行しました。

旭川ラーメン村へ

旭川名物のラーメンを食べたいという子どもたちのリクエストがあり、旭川のラーメン村へ。


有名ラーメン店が連なる中で選んだのは「いってつ」さんです。

いってつは初めてなのでどんな味なのか楽しみです。

訪れたのは土曜日の19時頃でしたが、スムーズに入店できました。

私は醤油味のホルモンラーメンをいただきました。


焼き肉のときに食べるホルモンは噛み切れないことが多いのですが、こちらのホルモンはやわらかくて食べやすいです。とろとろになるまでじっくり煮込まれているようでした。濃厚な醤油スープが細い麺によく絡み、絶品でした。手作り餃子も美味しかったです。


スタッフの方の対応も良かったです。

子どもたちと夫が頼んだラーメン。一杯のラーメンにお店のこだわりが詰まっていますね!

旭川ラーメン村

高砂温泉で日帰り入浴。旅の疲れを癒やす

旭川市内にある高砂温泉へ行きました。高砂温泉は日帰り入浴ができる旭川の有名温泉です。宿泊もできます。北海道では仙人が出てくるローカルCMが有名ですよね♪

昭和レトロな外観。

おうちのひと

実は、私は旭川で生まれ、10年ほど住んでいました。高砂温泉も、昔住んでいた家の近くにある温泉です。
その辺に住んでいたのは小学3、4年のときだったので、30年以上前の話になるのですが…。その当時でも外観は古かったですね。

高砂温泉がいつ頃オープンしたのかネットで調べてみたところ、1965年(昭和40年)に創業と記載がありました。古さも残りますが、館内の一部は2021年にリニューアルしたこともあり清潔感が保たれています。

長く営業を続けられるのも地域に根ざした温泉として地元民に愛されているのでしょう。また、道外から観光で来ている方も見かけました。

そして高砂温泉の日帰り入浴の料金も良心的です。

館内の休憩所には歴代の懐かしの漫画本を並べた大きな棚がありました。さらにもう一つ漫画専用のスペースもあるようでした。館内全体が昭和レトロな雰囲気なので、昭和世代としては懐かしい気持ちになりますね!

お風呂も室内風呂、露天風呂ともにいろいろな種類の温泉があり、洗い場も広いのでゆっくりくつろげます。

ただ、露天風呂に向かう階段で子どもが転んで怪我をしてしまったので、足元には十分ご注意ください。

高砂温泉

旭川を後にし、札幌の自宅へ

旭川を後にし、2時間ほど車を走らせて札幌の自宅に到着しました。

お風呂の後だったので眠くなるかと思いましたが、運転中は大丈夫でした。

実際には帰りの運転は夫でした。一応、気を使って「帰りは私が運転するよ」と伝えたのですが、「俺が運転するからいい」と断られました。

途中で交代できるように待機はしていましたが、出番はなく自宅に到着。

キャンプの片付けは翌日ゆっくりすればいいと思い、とりあえず食材の入ったクーラーボックスだけを家に運び、歯磨きだけしてすぐに眠りました。

我が家の1泊3日、道北の旅は以上となります。

北海道の道北地方のキャンプ旅、また行きたいです 

夏休みに家族で稚内、猿払、旭川の道北方面を周遊してみて良かったのは、

お盆中にもかかわらず人が少なく、車も少なく、涼しくて過ごしやすかったことです。


天候が悪くて一日短くなってしまったのは残念でしたが、釣りやキャンプ、砂金採り、ホタテやラーメンなどのグルメも十分に楽しめたので、家族にとって良い夏の思い出になりました。

皆さんもぜひ、北海道の道北地方の旅をしてみてください。

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