学校へ登校できない子どもの最後の春休み。明日の新学期初日に不安と期待が入り交じる

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明日から子どもたちの小学校・中学校の新学期がいよいよはじまりますね。

新学期を迎える4月は、担任の先生が変わり、クラス替えもありますので、あたらしい気持ちでスタートできます。

私は学校へ行けない子どもを持つ母親です。前年は完全登校には至りませんでしたが、週2~4の頻度で学校に通えておりました。

新年度がはじまるタイミングで、我が子も登校できるようになるのではないかと少しだけ期待しています。

ですが、子どもからはまた、学校へ行けないと言われるのかもしれません。

明日の新学期初日のことを考えると、今から緊張しています。

目次

学校へ登校できない子どもの最後の春休み

私の子どもが学校へ行けなくなったのは2年前です。性別は女です。同級生の女子に「嫌い」と言われたことがきっかけです。ちなみに子どもは口数少ないですが優しい子です。友達からも慕われるタイプ。そんな娘に意地悪を言うなんて。どういう環境の元で育てたら人を平気で傷つけられる子どもになるのでしょうか。また、娘は、巷で言われるHSPのような気質を持っています。音に敏感で、学校の子ども達の声が騒がしくてストレスになるといいます。最初は完全不登校でしたが、やがて週2~4回の頻度で別室登校できるようになりました。

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そんな子どもの春休み最終日、娘は、明日からの学校のことを考えて落ち込んでいる様子です。

昨日の夜から食欲がなく、今日も朝ご飯は食べずにお昼ごろにやっと食欲がでてきたようで、さきほど遅い朝食を済ませたばかりです。

普段は食べることが大好きな子どもなのに食欲がないのはやはり、明日の新学期初日のことで相当な精神的プレッシャーを感じているのでしょう。

子どもの学校がはじまると親も学校のことを考えなければならないので結構、大変だったりします。私は長期休みの方が精神的に楽です。でも私が大変だと思う気持ちは、子どもの悩みに比べると大したことではありません。

とにかく、明日の新学期初日に登校できるかが一年の命運を分けているように感じます。明日行けたら、もしかしたらそのまま教室に戻れるのかもしれないと淡い期待を抱いています。

しかし子どもはまだ、明日登校するかどうかの決断はできないようです。この調子だとおそらく明日の朝は子どもの対応に手こずるはずなので、母親の私も今から緊張しています。

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というわけでこれから新学期初日の準備をします

ランドセルと学用品

明日の新学期初日、どう転ぶのかわかりませんが、親子でスムーズに登校できるよう、今から準備したいと思います。緊張を解消するには事前準備を怠らないことです。

新学期初日に登校できるようにするには、

  • 親子で学校のプリントを見ながら持ち物を用意
  • 着るものを用意(自分と子ども分)
  • 明日の朝ご飯の仕込み
  • ゴミ出しの準備(ゴミを夜のうちにまとめておく)
  • 一緒にお風呂に入れたら入る

夫の弁当はさほど重要ではないのですが、もし明日、夫が会社勤務の日だったらこちらも準備しておきたいです。

我が家は子どもが2人おり、娘ばかり手をかけるわけにはいきませんので、もう一人のきょうだいも登校できるようにサポートしてあげます。

子どもが朝、登校時間ギリギリになるまで登校するかどうか迷っていても、急に「学校へ行く」と決心することもあり得るので、そのときは子の気が変わらないうちに私もすぐ動けるようにしておきたいですね。

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子どもの登校に関して過度な期待をしない

娘と母親

とはいえ、学校へ行くにも、子どもの気持ち次第なので失敗することもあります。準備を整えたところで必ず行くとも限りませんので、過度に期待しないようにします。

これは良い意味での諦めの精神が大事です。

あぁ、今日は無理だったんだな。じゃあ次の日に登校できるように声がけしてみよう。

それが駄目ならその次の日、と長い目で見守っていこうと思います。

極論、生きていればいいという考えです。私の子育ては子どもが誕生してからこれまで「死なせないこと」が目標でした。

確かに、学校へいかないと同級生よりも経験が乏しくなりますし学習面も遅れることもありますから、他のお子さんとの差が開いてしまいますので、学校へ長期間行かないということは、一時的な人生の損失であると捉えられるでしょう。ただ、小学校に通うことは人生の一つの通過点に過ぎませんし、不登校になり、一人で過ごしていた時間が多かったことで、気付いたこともあるはずです。生きていれば不登校時代の数年の遅れはリカバリーできると思っています。

どんな人にも人生の浮き沈みはありますので、これからもありのままの子どもを受け止めたいと思います。

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追記:新学期初日は無事に登校できました

結局、新学期初日は無事に登校することができました。子どもが「お母さんここまででいいよ」と一人で歩いて校舎に入っていきました。私は子どもの決意と勇気に、嬉し泣きしながら帰路につきました。

私の子どもは不登校だからといって弱虫ではなく、親が思っている以上に強いです。成長欲があって、前に進もう進もうと頑張っています。

私は子どもは必ず、自分で道を開いていくだろうと信じています。

これからの一年間、親子で頑張ります!

春の桜

今年度の親子の目標は(というか私が勝手に決めた)

  • 次の日にスムーズに登校できるよう前日にしっかりと明日の準備をする
  • 学校へ行く回数を増やす(週3~5)
  • 決められた登校時間を守る。特に朝はダラダラしない。

です。

新学期初日は無事に登校できましたが、まだ学校生活ははじまったばかりです。運動会などの大きなイベントも控えていますので、これから夏休みまでは親子で緊張の日が続くでしょう。しかし、子どもは確実に成長をしていますので、この先、必ず良い方向に進むと信じて、邁進してまいります。

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